最近のドキュメンタリー映画「Jiro Dreams of Sushi」が私の弟子の間で好評だ。主人公のジロウが、寿司レストランのチェーン店を成功させるドキュメンタリーだそうだ。ジロウの真剣に取り組む様は、まさに彼の人生真剣道だと私の弟子がコメントをしている。
我々の世代は、何をするにも一生懸命に頑張った。頑張るのが当たり前であり、そうでなくては食べていけなかった。戦後の日本は急成長し、裕福になった。そして、食べられない時代があった事を忘れてしまった。
人はそれぞれ異なった価値観や人生観を持っている。そんなに頑張らなくてもいいじゃないかと言う人もいるようだ。しかし、悔いのない人生、満足のいく人生にしようと思うなら、真剣に頑張って生きる「人生の真剣道」を追求する事だと思う。